ライスプディングで欧州のクリスマスを味わう

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クリスマスホームパーティー

ライスプディングというクリスマスデザートをご存知でしょうか。

プディングというと日本ではカスタードプディングのようにプリンのことだと思っている方も多いかと思いますが、本来は小麦粉や米などの穀類や牛乳、バターの乳製品などを混ぜ合わせたものを調味料や香辛料で味付けして、煮たり、蒸したりしたものを固めた料理全般のことをいうそうです。

そのプディングの料理の中でライスプディングはライス(お米)を砂糖や牛乳などで煮て作る料理のことをいいます。

欧州で人気のデザートのライスプディングの画像

ライスプディングはお米を食材にした料理にも関わらず、意外にもヨーロッパでデザートとして食べられることが多く、しかもライスプディングの発祥はヨーロッパだといわれています。

お米なのに何故ヨーロッパなのとあまりピンと来ない方も多いと思いますが、実は昔、ヨーロッパではお米は高価な食材だったらしくお腹なんかが痛いときに痛みを鎮めるための薬のようなもので、やわらかく炊いたお米をアーモンドミルクや牛乳で食べやすいようにして食べ、それがライスプディングの原型に当たるものだといわれています。

ライスプディングのレシピサイト

ライスプディングのレシピはインターネットの「クックパッド」の「ライスプディングのレシピ80品」のサイトで紹介されていますが、中でも「とろ~り、モチモチライスプディング」(http://cookpad.com/recipe/525307)のレシピは割と作りやすそうなのでおススメのレシピです。

とろりモチモチのライスプディングの画像

お好みであんこやきな粉をトッピングしても美味しそうです。
冷やして、クリスマス料理の後のデザートにぜひどうぞ。

ライスプディングでよく使用される材料に「シナモン」「バニラエッセンス」がありますが、「シナモン」は「スパイスの王様」とも呼ばれ、紀元前の時代から使用されてきた香辛料で、「バニラエッセンス」はケーキやプディングなどのお菓子の材料でよく使われ、お菓子作りをする人にはお馴染みの材料ですが、「シナモン」も「バニラエッセンス」も大抵のスーパーで販売されているので割と手に入りやすい材料です。

北欧デンマークのライスプディング

北欧のデンマークでは細かく砕いたアーモンドを入れたライスプディングがイヴのデザートとして定番となっています。

アーモンドのライスプディングはお米をミルクで煮込んで、細かく砕いたアーモンドと生クリーム加え、チェリーソースをかけて作ります。

北欧デンマークのアーモンド入りのライスプディングの画像

北欧のデンマークではクリスマスが1年の中の最大のイベントで、クリスマスになると親戚や友人を招いて盛大なクリスマスパーティーを行う家庭が多く、パーティーで出された豪勢なクリスマス料理の後によく出されるデザートがこのアーモンドライスプディングです。

アーモンドでクリスマスの余興

デンマークのクリスマスではこのアーモンド入りのライスプディングのデザートを食べながらちょっとした余興が行われます。

デザートで出されるライスプディングのアーモンドは普通粉々になっているのですが、いく皿かのライスプディングの中に粉々のアーモンドに混じって一粒のアーモンドの塊を入れておきます。

その一粒のアーモンドの塊の入ったライスプディングにあたった人はスイーツの詰め合わせなどちょっとしたプレゼントがもらえるというものですが、これが結構人気があってデンマークの子供たちはクリスマスパーティーでいつも楽しみにしているそうです。

イギリスのライスプディング

給食にも出た子供の頃からのお馴染みの食べ物

イギリスではライスプディングは子供の頃から食べていた馴染みのあるデザートの一つで、家のおやつにも給食でも出ていたある意味郷愁を誘うような食べ物ですが、今風のデザートではない感は否めないようです。

ただ、それでも実際にはまだまだ食べている人は結構多いようでイギリスのスーパーではフルーツの入ったものなど色々な種類のライスプディングがヨーグルト類の商品と一緒に並べられていたり、缶詰コーナーには缶入りのライスプディングも置かれています。

また、製菓材料のコーナーでは牛乳を入れて煮るだけで作れるライスプディングの素や「プディングライス」と呼ばれるライスプディング用のお米も販売されています。

イギリスではバニラなどで香りを付けたタイプが一般的

イギリスではライスプディングはシナモン、ナツメグの香辛料やバニラなどで香りを付けたタイプが最もオーソドックスですが、ここ最近ではクロテッドクリームのライスプディングにイチゴやブルーベリーソースを添えたタイプのものなどバリエーションが豊富になってきているようです。

また、ライスプディングの作り方にはお鍋で煮る方法とオーブンで焼く方法の二通りの作り方がありますが、オーブンで焼く方法ですと2時間程度の焼き時間がかかりますが、お鍋で煮る方法だとオーブンで焼くよりもかなり短時間で作ることができます。

ただオーブンで焼くと牛乳で出来たキャラメル状の上部の熱い膜とその下のとろけるようなお米のコントラストの味わいが時間をかけた分、何とも言えないという人もいるようなのでオーブンで焼く方法もそれはそれなりに魅力的な調理方法だともいえましょう。

  イギリス流簡単なライスプディングの作り方

材料:お米(あればライスプディング用のお米) 50グラム、牛乳 500cc、塩 少々、卵 1個、三温糖 40グラム

1.お鍋に研いだお米と牛乳、塩少々を入れて強火で沸騰させる。

2.沸騰したら弱火で25分程度煮る。(時々かき混ぜてみる)

3.25分程度煮たら三温糖と卵をよくかき混ぜたものを少しづつ鍋に加えていき、更に10分程度煮たら出来上がりです。

お好みでイチゴやアンズなどのジャムを添えて食べるのもいいですし、コンデンスミルクやナツメグを加えるとよりリッチな味わいになります。

その他の欧州のライスプディング

スペインのアロス・コン・レーチェ

スペインでのライスプディングに当たる料理はアロス・コン・レーチェと呼ばれ、スペインのみならずかつての植民地だったメキシコや中南米の国々でも広くデザートとして食べられています。

作り方はライスプディングと基本的にほぼ同じですが、アロス・コン・レーチェはレモン汁を入れたり、シナモンをかけたりしてサッパリ感を出しています。

スペインのライスプディングのアロス・コン・レーチェの画像

作り方のレシピサイトは「クックパッド」の「シナモンが香るスペインのライスプディング」(http://cookpad.com/recipe/3234469)や「スペイン風ライスプディング」(http://cookpad.com/recipe/289622)のサイトがおススメです。

ドイツのミルヒライス

ドイツではライスプディングに当たる料理はミルヒライスと呼ばれ、通常、ライスプディングが冷ました状態で食べるのに対し、ミルヒライスは温めた状態で食べるのが一般的で主食として食べられることも多いようです。


人気の美味しいライスプディングを食べた後はサンタコスプレで今夜は大はしゃぎしちゃいましょう。

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